「カルツォーネ」イタリアでは定番のピザです.
イタリア語でストッキングとか、ズボンという意味ですが、形がそんな感じです。
ピザ生地を半分に折りたたんで、中にハム、モッツアレラチーズ、トマトなどを詰めたピザです。
食べやすくてほんとにおいしいピザです。
紙で包んで、食べ歩きにも適していて、日本のお好み焼き感覚に近いですね。
通常のピザ窯で比較的低温でじっくり中の具材まで火を通し、表面もパリッと焼き上げるので理想ですが、
当店のペレットピザ窯ですと、温度調節がスムーズではないため、このカルツォーネを上手く焼くのは、非常に難しいです。
通常のナポリピザは、ペレット窯なら誰でもちょっとした練習できれいに焼けますが・・・・。
最初に試作したものです。
ちゃんと膨らむのを待っていたら焦げてしましました。裏面も丸焦げです。
中の具材にはしっかり火は入ってチーズもトロトロでしたが。
500度の高温ではこのようになってしまします。
高温を維持できるペレット窯の長所が、このピザに関しては欠点となってしまいます。
これが、2回目に試作品
表面にトマトソースを塗って焼いてみました。きれいに焼けましたが、中の具材の火の通りがよくないです。
ピザ窯上部のオーブン機能を使って中の具材まで火を入れるなどまだまだ改良の余地がありそうです。
何とか商品化して、テイクアウトや、キッチンカーでの目玉商品にしたいです。